Wii療法

当施設でWiiを使ってのリハビリを行なっていますが、Wiiゲームが脳卒中後のリハビリに有効だと米国脳卒中協会国際会議であったのでご紹介します。

脳卒中患者20人(平均61歳、いずれも軽症から中等症の虚血性または出血性脳卒中からの回復中)を無作為に2群に割り付け、一方の群は障害のある腕に対してカードゲーム、ジェンガ(ブロックを積むゲーム)などの標準的なレクリエーション療法を実施、もう一方の群では「Wiiテニス」などのwiiスポーツを実施。

両群とも1回60分のセッションを2週間にわたり8回実施。(いずれも脳卒中の発生から2カ月以内に開始され、「集中的」に実施されました。)

2週間後、障害のある腕についてスピード、握力の観点から評価した結果、Wii群ではレクリエーション群よりも大幅な回復がみられました。

研究の筆頭著者のトロント大学セントマイケル病院のGustavo Saposnik博士は「課題を実行できるようになるまでに要した期間、課題をいかによく実行できたかという点で、Wii療法はレクリエーション療法よりも30%優れた結果であった」と述べたそうです。

驚いたのは、Wiiが運動療法だけでなく作業療法まで含んでいる事です。

日常で簡単に繰り返しできる事が有益であるそうなので、今後も楽しみながらのゲームリハを楽しんで頂こうと思います。
昼の食事
・ハムポテトフライ
・メンマソテー
・インゲンのピーナッツ和え
・切干大根
・ご飯
・味噌汁

 

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